どこまでネタにできるのか?ってのはずいぶんと高尚なことですこと

特別な事がない限り本番で練習以上の成果を上げるってのは難しいんですよ。だから、力んだからいい成績が残せる、と言われても、そうですかとしかいいようがありません。

さて、いつも私たちを楽しませてくれるKINGですが、前回のレースではGetsをスポンジに食い込ませ、プラグコードに細工までしてエンジンを掛けさせない、なんて高等な技術を惜しげなく披露した上に、自分はやり逃げなんてずいぶんと大ネタを振ったものです。せめて縦廻りくらい擦ればみんな笑ってくれたのに。

件のアクシデントは別の要素で違うネタになってしまったのですが、しかし、いずれにしろシャレのわかる相手でないとネタとしては成立しないんですな。

幸いGetsの心が広いおかげかKINGは今でもノーノーと生きているワケですが、これ相手がbaohさんとかだと事後に呼びだされて、名前を呼ばれて返 事をしようものならそのままサイレンサーにシュポンッと吸い込まれて一巻の終わりですよ。なんでもあのサイレンサーには紅瓢箪が仕込まれていてなんでも吸 い込めるようにハックされているとか。実は製作した本人も奥さんに名前を呼ばれたときにうかつにも返事をして吸い込まれちゃった。で、それ以来もてぎには 姿を見せない。なんて風のうわさで聞いたんですけどね。

まあ、どんなネタにしても受ける相手がいる以上あんまり迷惑なのは笑えないですしね、それ以上に競技の進行とかに差し障りますし、怪我でもされた日には共 済も嵩むてんじゃまったくね。

スタートでとちるとかスリップして転倒とかイン側のヤツに突かれて体制を崩すとか、ありがちでしょ。
でションボリして止めちゃう。もう勝てないからね。でもそれはそこに至る要因があって大まか本人の問題なんですよ。タイム出して、ヒート取って、グリッド 取って、スタートできて、ホールショットを決めて、抜かれなきゃ、勝ちでしょ。だから、引っかけれるのも、引っかけられるようなところにいる本人の問題。でも、危険なヤツがいなけりゃスポンジまで行くこともないですけどね。あ、危険なってはKINGのことですけど。

さて、ちょっと転んだくらいで諦めちゃうともったいないんですよ。レースが12周で成立すれば2周くらいは周回遅れでもDNFにはならないからいろいろ試すことはできるんですよね。しかも本番で。ね、そういわれるとちょっともったいない気もしてくるでしょ?そこでネタの披露ですよ。

じゃあ、どんなネタがいいのかといわれても、アタシはイナカモンでしゃれっ気がないので面白いのがでないですけど、頂き物のネタでもよければ

転倒後に半周遅れてクリアラップを作ってベストラップを取る
転倒後に2周くらい遅れてから1周巻き返す
膝擦ってターンとか
内股擦るとか

こういうのが穏健でいいんじゃないですかね。KINGのようにレース中に縦回転とかスポンジ送りとかは進行に影響もでて廻りも迷惑するのでぜひ遠慮してく ださい。

次回のレースでは、スタートでペナルティライン上で土下座からルマン式スタートに挑戦する、とKINGから聞いてますが競技長に怒られないように祈ってい ます。

と、このくらいでイイでしょうか?KING。