大人と子供

ネタがどうしても湿っぽくなる梅雨時ですが。皆様いかがお過ごしでしょうか。じめじめしているのでビールでも飲んでスッキリしますか?アタシャ飲めないので大人の楽しみも8割知らないんですけど。

さて、レースのない休日は空気の抜けた○○○○○○のような一日を送っているのですが、気まぐれに「自転車乗りに行く?」と息子に聞いてみると「道は乗っちゃいけないんだ」なんて生意気なこと言うんですね。道じゃなきゃどこ乗るンだよ!!なんて子供相手に切れネタを披露したりしませんが、しかし30年も子供をやってないと時代は変わるものだとしみじみ感じたものです。アタシが子供の頃はどこを自転車で走っても怒られたりしませんでしたが、最近はそうでもないんですね。あ、まあ塀の上とか階段とかは怒られましたよ。塀が傷むとか、転んだら階段の角が傷むとか言われてね。そうじゃないか…乗っちゃいけないンだけど乗ってただけなのかな?

さて、この「道は乗っちゃいけない」というおふれ、小学校からの指示だそうで主に自動車との事故防止を目的にしているらしいんですね。安全と自転車を乗る自由を天秤に掛けて、安全を取ったわけですがそうすると自転車には自由には乗れない。いろいろ制限が付くんですな。まあ、まともなのは「大人と一緒ならいい」という例外措置があるおかげでその辺どころか自転車専用道路なんかをサイクリングできたりするわけです。校則からはずれることなくね。

ここからは、ここまで読んでだいたい言いたいことが分かる、察しのいい方向けに書きますが。

いつまでも、ダートトラックレースでデブリがでたら低速走行させられる、てのは、ウチの息子と同じだと思われている証拠ですよ。そうじゃなきゃ安全が確保できない。そう思われてるわけですよ。

実のところ、もうそろそろあのルールもエンジョイとかXR100以外ではいらないんじゃないかと思っていましただけど、そうでもなかったようですよ。先日のレースの話を聞く限りはね。まだいるのかもしれない。とはいえ、なぜ低速走行を強いられるのかなんてつまらないこと考える人は少ないでしょうね。そんなこと考えてもすぐに勝ちに繋がるわけじゃないから。でもそれはきちんとまわりまわって勝ちに繋がるし、ケガも少なくなるしで、いっこも悪いことがないんですけどね。

先日も書きましたが転んでると轢かれますよ。あるいは衝突しますよ。結果が悪ければ死んだり殺したりしますよ。だから転んだらできるだけ早くトラック以外の部分に待避しましょ。できれば転ばないようにしましょう。あんまり転ばなくなると声を大にして、そろそろあのルールやめませんか、って叫ぶことができるんですけどね。あ、十分でかいですか。そうですか。

AMAにあのルールがないのは、何故かは調べてますがわかりません。ただ、ひとつのキーワードで十分だろうとは思います。それについてはまた明日。