転んではいけない、と書かなくなったワケ

.あれね。書くのがメンド臭いんですよ。なんつったってタイプするのがケータイだから時間かかるし。

ではなくてですね。そういうロールモデルがなくなったのとルールが変わったからです。


最初に意見書を出したのは2001年ですよ。テキストファイルが出てこないので確実かはわかりませんが遅くても2002年でしょう。そのあとは件のイベントに巻き込まれて道を外してしまったので。で、そのときにナニを書いたのかというと、

ルールに穴があるので改善して欲しい
そのルールは

  • 転倒者が出ると
  • 転倒前の順位に戻って競技を再開する
  • 選手の運用によっては
  • 転んでも順位が下がらないので
  • まともに転ばずに走る参加者が不利になる

つまり、まともに転ばずに走る動機付けがないんですよ。

もう、ばたばた転倒するわけですよ。そのたびにイエローでぐるぐる回って転んだ選手は元の場所に戻ってリスタート。これじゃ終わらないわけですよ。1レースに20分もかかってたりして。で、ある時、気がついた。このゲームルールでは先頭に立つまで転倒リスク込みで突っ込んでいればいずれ勝てる。これはまともな競争じゃないでしょ。お子様ルールの穴をついただけのつまらないクラックですよ。ルールは初心者を対象に性善説で作っているのに少数の参加者がルールの悪用をしている。

も一つ、そのときはあんまり多くのヒトが転ぶので気がつかなかったんですが、転ぶと怪我するんですよね。だから転んではいけないって。

で、10年たって主な要因のロールモデルとルールがなくなって現在に至るわけです。現在のエキスパートのレースはスムーズでしょ?

だから、もういいかって。もうぼちぼちみんなわかってるんだろうなあって。
そういうことですよ。大貫さんとか楽しそうな写真載せてるでしょ?いいなあと思って。
転んではいけないなんて、しゃっちょこばって書いてみたってあーた、所詮穴の開いた道路に砂で埋めてるだけでプラスになるワケじゃないんですよ。イヨーに空しい。

だからね。ネタでも、わざとこけたら、なんて書かれると悲しいわけですよ。あーあってな感じですよ。逆の意味でもういいかとか思いますね。

まあ、でもそれでもいいでしょ。ちゃんと考えてくれるヒトがいるから今のルールになっているわけだし、ロジャーも http://sidewaykid.exblog.jp/ いるしね。個々にはルールに目を通していると思うけど、本家との対比とかルールの意味まで言語化できるひとはそう多くないのに、しかもテキストにしてくれるわけで。しかもロジャーは根本的にライダーなワケでアタシなんかよりは遙かにまともでしょ。

一応教えときますがそのようなルールは規則書にありません。

ダート関係者はご一読のほどよろしくお願いいたします。

さて、もう一つの「殺ります」の方ですが論外です。