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どこへ向かうのか

さて、ロジャーは足蹴にされた上に髪の毛掴まれてひきずりまわされる、なんていうできそこないの映画の脚本のようなナナメウエ展開になっている昨今のP8ですが、皆様におかれましては健やかにお過ごしでしょうか。

発生した案件がナナメウエ過ぎて予想を遙かに超えているためにぐうの音も出ない、というのが正直な感想です。とはいえ心配していた方向には向かっているのかも知れないということでここ数ヶ月何がおきているのかとその先に何が起こるのか、本来いくべき先はどこなのかの簡単なまとめ。
何のことなのかよくわからない方が多いと思いますのでわかりやすく書いておきます。

4月から5月にかけてウェブ上のブログや日記等のサービスに立て続けに3件、もてぎのダートトラックレースを運営する上で必要なルール、ルールの元になる安全に対する考え方やルールの悪用についての表明がありました。同時にこの3件ともに運営・主催に対する疑念・批判を表明。1件は半日ほどで自主的に削除、1件は表明した上できちんと方向修正、ここまではいいんですよ。ご自身で気がついて方向修正しているわけで大した話ぢゃない。で最後の1件は会員制のSNSでひっそり作成、しかも固有名詞を伴う誹謗や明らかな手続き間違いが満載の日記。これがよくなかった。ゼツボーを感じたのは近年でこれくらいですよ。

で、これはまずいなあと憂慮していたわけですよ。アタシもロジャーも。で、結果的にわかりやすいテキストをあげた

sidewaykid.exblog.jp

ロジャーが前述のとおり暴力の物理的行使の餌食になってしまったわけですが。とはいえ幸いロジャーが無駄に頑丈なのと、P8のエントラントやもてぎのスタッフの皆さんのおかげでそれ以上の不幸には至らなかったのですが。

で、なにがまずいのかというと。皆さんお気軽にもてぎに「なんだあの運営は!もてぎは主催者なんだからどうにかしる!!」なんておっしゃいますけどね。ナニをおねだりするにしても度を超えてお気軽過ぎるきらいがあります。すでに知らない人がいるかと思いますのでココで挙げておきますが、お気楽なおねだりや運営批判というは諸刃の剣であると言うこと。

 

おんぶにだっこ

 

数年前の事になりますが、エキスパートクラスの開催されていないシーズンがありました。リザルトを確認することでどのシーズンなのか簡単にわかるでしょう。

なぜそのシーズン、エキスパートだけレースがなかったのかといえば、WEB上に存在した運営批判対する運営者の回答、だとしておきます。公式のコメントを直接聞いたわけではありませんが、中の人がシーズン通しで不受理になっていたので、大方そういう見解でいいかと思っています。そこに至る理由は天候や路面状況やらダートトラックにまつわるあれこれがいろいろあるのですが、しかし、それ以前の問題なんですよ。

アタシが問題だと思っているのは、第一に

参加者は、レース運営者・主催者におんぶにだっこでレースをしている

ということ。しかもさらに悪いことに

おんぶにだっこの自覚がない

具体的に言えば主催も運営もツインリンクもてぎにお任せで参加者はカネを出すだけ。一部のライダーにしてみれば、赤字も人の手配も知った事じゃない。そりゃ、もてぎの存在意義から言えばレースやイベントやらなきゃいけないから赤字だろうとヤリが降ろうと雨さえ降らなきゃやるとは思いますけどね。それに、扱いやすい人もいればそうでないひともいるわけだから、中の人としてみれば気心の知れたスタッフでやる方がいいとは思いますよ。でも、スタッフはいつでも募集中じゃないのかな?現役のライダーやライダーだった人で中の人になっている人何人いる?

であるなら、感謝こそすれ、文句は言えないはずなんですよ。参加者はカネは払っていてももてぎは赤字だから。仮に10年くらい前のレートでもてぎのダートトラックを借りるとすれば、1レース200万円から300万円くらいなはずでこれだと150エントリ、単価20,000円は必要なワケですよ。あたしゃアタマに血が上っていた頃に手を出そうとしてこの値段を聞いてゼツボーしました。さすがにこれはできないなぁと。これも公式なルートではなくて某イベント屋さん経由の話なので確実ではないですし、現在の運営だとスタッフを極限まで絞っているのでもちっとお安いかも知れませんが。いずれにしろ赤字で運営されているので、大いばりで「アタシ乗る人、オマエはスタフ言うこと聞け」なんて状況じゃない。いつまでもそんなこと言ってると過去起こった運営側からの拒絶なんて事に繋がります。

もてぎでないところの話で言えば加川さんところ(& his men )@加川ダートオーバルやイチハラ(イチハラの皆さん)@チバ(現在は休止中)、ダイゴロさんとこのBKスライディングスクール(& his men )@つくば、では通年でイベントやらレースこさえて、参加者と共に楽しんでるからか、ここら辺の関係者からはお手軽な運営批判は聞かない。

経験的に感じているのはスタッフでやったことがある人は簡単に文句言わないな、くらいなものできちんと筋立てて説明する何かはないですよ。アタシの経験で言えば1シーズン250ccのレースに出れるくらいの財力があるならそれでレースを主催した方が得るものが多い。主催者や運営に文句のある人は主催して運営したらいいんじゃないかな?その方が経験値が上がるし、人脈も太くなるし、何しろ楽しみが10倍から100倍くらい参加者に比例して増える。

 

何が足りないのか?

 

まあ、そんな極端なこと言っても仕方ないし、方向性の違いもあるわけで、しかも主催するくらいでは決定的に足りないものがあるので、どこに向かうべきなのか、どれくらい周回遅れになっているのかだけ簡単に挙げます。

どこへ向かうべきか:主催できる団体になっていること
どれくらい遅れているのか:国内で比べても10年くらい、アメリカと比べたら数十年から百年

MFJやJAFの会員になっている方はご存じかも知れませんが、いわゆる公認クラブってのがあります。それにいくつかの条件を整えると協会公認イベントが主催できるようになります。これが主催できる団体です。(協会公認でなくてもいいですが、ノウハウや資金を得るにはその方が効率がいいでしょう。現代の人は巨人の肩に乗って遠くを見通すべきで、車輪を再発明するのはお利口な人のすることではありません。)

通常はそういうクラブに所属して初めてレースに参加できるわけですが、現状主催者としてはそうもいかないのでしょう。まともなクラブ運営をするだけの資源が確保できないのかも知れませんし、そんなめんどくさい手続きを踏ませると参加者が集まらないのかも知れません。皆さんがお楽しみで書き入れる所属クラブの欄は本来MFJ公認クラブの名称が書き込まれるべき場所です。

ではクラブはどういうものなのかと言うと、大まかには社交の場です。ダートトラックに関して言えばトラックを整備してレースを主催する法人です。所属する人はカネも出しますが手を出すことを求められるでしょう。クラブは単なる走り屋のキチガイの集まりではありません。具体的な例を挙げておきましょう。

引用ここから 九州ダートトラッククラブ

           練習走行について
始めに
  オートポリス・スピードウェイ(ダートトラックコース)、九州ダートトラック選手権レース、
 エンジョイ・ダートトラックミーティング(走行会)は九州ダートトラック・クラブにより運営、
 維持・管理されています。クラブメンバーのほとんどが、イベント、レースに参加する
 ライダー、その家族、友人で組織され、活動に関しては、原則的にボランティアと
 なっています。そして自分達の練習場、レース・イベントは自分達の手で作り上げる
 事をモットーにしています。一般的にあります、オートバイレース場・練習場とは違った
 形態のサーキット及び非営利団体となっています。そのことをご理解の上お読み下さい。

練習走行
 ・イベント、レース以外での練習走行については、原則的にクラブ員のみとします。
 ・練習走行には、コース入り口の鍵を持っています、クラブ・リーダーと同伴でないと
  練習は出来ません。走行料は、クラブメンバー1人¥1,500(保険料別途¥500必要)です。
  走行料金は当日、コースにてクラブ・リーダーにお渡し下さい。
   (お問い合わせは、事務局若しくはメールにて)

クラブ・メンバーになるためには
  クラブ・メンバーになるためには、先ず、2003年九州ダートトラック・クラブが開催します、
 レース若しくはイベント(走行会)にご参下さい。
 御参加された方は、指定の申込用紙にご記入し、年会費¥2,000と共に提出してください。
 お申し込みされた方には、後日クラブメンバー証とステッカーを郵送致します。
  (2000年度にイベント、レースに参加された方は申込用紙と年会費を提出して頂ければ
   クラブメンバーとして登録致します。)
 クラブメンバーの方は、レース時の空いた時間にオフィシャルとして参加しなければなりません。
 また、イベント(走行会)ではオフィシャル、コース整備に参加しなければなりません。
 但し、イベント(走行会)時には、昼休み時間及び3時からのそれぞれ1時間、
 無料にて練習が出来ます。(保険料別途必要)

クラブ・リーダー
 リーダーとは、九州ダートトラック・クラブのクラブメンバーで、尚かつ積極的に
ダートトラック・コースの整備時に参加された方のことです。リーダーになりますと、
コース入り口の鍵をお渡ししますので、何時でも自由に練習走行が出来ます。
 リーダーは、練習時等にクラブメンバーの保険への加入、」コース利用方法・
走行の仕方の指導、練習走行代の徴収、コース整(散水含む)等を行わなければ
なりません。また、クラブミーティング、コース整備等に積極的に参加しなければ
なりません。クラブメーティングは、指定日とエンジョイ・ダートトラックミーティング
開催日となりす。

クラブ・リーダーに」なるためには
 クラブ・リーダーになるためには、クラブメンバーに登録し、クラブミーティングに年間
3回以上参加すればリーダーとして認め、コース入り口の鍵をお渡しします。
 但し、鍵を受け取ってから、一定以上クラブミーティング等に参加されない場合は
鍵をお返し願います。
引用ココマデ

非常に簡潔ですが重要な事が挙げられています。
トラックはクラブ員により作成維持されている
走行できるのはクラブ員のみ
クラブ員になるには維持管理・運営作業を行う必要がある
レース時においてもあいている時間にスタッフ行う
特別なクラブ員になるには特別な貢献が求められる
現状ここまでの会則を作れているダートトラック団体はありません。しかしこれは10年前に運用されていた九州ダートトラッククラブの会則の一部です。なんでこんな事にこだわるのかと言うと、あのグルグル回るだけのゲームに実は文化的な奥行きがある、しかもそれを知らないかあるいは意図的に無視している、のではないか?と思っているからです。知らないはずはないんですよ。10年以上もWEBで晒されてるんですから。しかも、2000年くらいってのは九州から谷口さんとかきてましたらね。しかも関東にはAMAのレースやイベントに参加している人が掃いて捨てるほどいるはず。

会員に手間の負担を強いる会則を手間が掛かって閉鎖的ととらえるか否かはおそらくやる気と生来のセンスの問題かと思いますが、もうすこし詳しく知るととても閉鎖的とは思えない効率のよい規則であることが理解できます。以下はこの九州ダートトラッククラブの会則が取り入れていると思われる会則の一部です。ローダイサイクルボールはケニー・ロバーツシニアやクリス・カーを輩出したトラックといえば思い当たる方もいるはず。

ローダイサイクルボールの会則 LMC Membership

Become A Member

ここで出てくる2人の署名と言うのはいわゆる議事法による動議提出と2名以上の賛成者に当たるものです。議事法ってのはロバート議事法のことで民主主義的に何か事を決めていく手続きのことです。やっと議事法と民主主義まできましたがこれ以上はめんどくさいので、結論にジャンプしますが、以下が行き着くべき場所です。

まず、議事法をあたりまえに操れるようなクラブを作ること
その上でトラックを維持管理しレースを主催すること

民主主義社会に生きている人としてはせめて議事法くらい知った上で権利と責任を自覚してもいいと思いますよ。そして最低でも九州の人たちくらいの事をしてから主催者に文句を言うなら、話を聞いてもらえようものですが「名目カネは払ったんだ、だから手を出すはいやだ、そして文句は言わせてもらう」では誰も本気で相手にしませんよ。コドモじゃないんですから。いや、ダートトラックしにきているお子さんにもそんな低俗な方はいませんけどね。教育や学習は重要ですね。しみじみと感じます。

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